ミラーレス vs 一眼レフ:どちらを選ぶべき?

カメラ選びに悩んでいる皆さん、こんにちは!今日は、初心者の方にぴったりなカメラ選びのポイントをご紹介します。特に注目したいのが、ミラーレス一眼と一眼レフカメラの比較です。どちらが良いのか、それぞれの特徴を見ていきましょう。

カメラ選びで大切なのは、自分のニーズに合った機能を持つカメラを選ぶことです。例えば、軽量で持ち運びやすいカメラが欲しい方にはミラーレス一眼がおすすめです。一方、バッテリー持続時間や光学ファインダーにこだわりたい方には一眼レフカメラが適しているかもしれません。

また、カメラ選びの楽しみの一つは、自分の撮影スタイルに合わせてレンズを選べることです。風景写真が好きな方はワイドレンズ、ポートレート撮影が好きな方は明るい単焦点レンズなど、様々なレンズを試してみるのも面白いですよ。

カメラを選ぶときに、「フルサイズ」や「APS-C」などという言葉が出てくると思いますが、これはセンサーのサイズの事を表しています。じゃあ、センサーの違いってどう変わってくるの? と疑問が出てくるかと思いますので、それはまた別の記事で詳しく紹介させていただきますね。

それでは、おすすめのミラーレス一眼と一眼レフカメラをそれぞれ1台ずつご紹介します。ずっとカメラを続けていきたいという方、初心者だけど、さらに上を目指すにはどれを買えばいいの?と考えてる方に、一度触ってほしい機種を選んでみました。

SONYα7CⅡ

まずは、ミラーレス一眼カメラの代表格として、SONYのα7CⅡをご紹介します。このカメラは、SONYの2023年に発売された比較的新しいカメラであり、コンパクトなボディに高性能な機能を詰め込んだフルサイズミラーレスカメラです。

α7CⅡの主な特徴をご紹介しましょう:

1. コンパクトなボディ:フルサイズセンサーを搭載しながら、小型軽量なボディを実現しています。重量は約509gと、フルサイズミラーレスカメラとしては非常に軽量です。旅行や日常的な撮影に最適です。

2. 高解像度:約3300万画素の裏面照射型Exmor R CMOSセンサーを搭載し、、細部まで鮮明な画像を撮影できるだけでなく、トリミングしても高画質を維持できます。

3. 高速AF性能:画面の約93%をカバーする広域AFシステムを採用しています。リアルタイム瞳AFは人物だけでなく、動物や鳥の瞳にも対応し、動きの速い被写体でも正確にピントを合わせることができます。

4. 5軸ボディ内手ブレ補正:カメラ本体に5軸の手ブレ補正機構を搭載し、静止画撮影時に最大7.0段の補正効果を実現しています。これにより、暗い場所や望遠レンズ使用時でも、手持ちでブレの少ない撮影が可能です。

5. 4K動画撮影:4K 60pの高品質な動画撮影に対応しています。さらに、S-Log3やHLGなどの多彩な画像プロファイルにも対応し、プロフェッショナルな映像制作にも活用できます。

6. 連写性能:最高約10コマ/秒の高速連写が可能で、AFとAE追従で最大約1000枚以上の連続撮影ができます。これにより、スポーツや野生動物の撮影など、決定的瞬間を逃さず捉えることができます。

これらの特徴により、α7CⅡはプロフェッショナルからアマチュアまで幅広いユーザーのニーズに応える高性能なフルサイズミラーレスカメラとなっています。

キヤノン EOS 5D Mark IV ボディ

次に、一眼レフカメラの代表格として、キヤノンのEOS 5D Mark IVをご紹介します。このカメラは、プロフェッショナル向けの高性能モデルですが、初心者の方が将来的な成長を見据えて選ぶにはもってこいの一台です。発売したのは2016年とα7CⅡと比べると古く思われがちですが、性能は現在でも通用するほど完成されておりますので、今でも第一線で活躍するカメラです。

EOS 5D Mark IVは、キヤノンの一眼レフカメラの最新技術が詰まった高性能なフルサイズ一眼レフカメラです。プロ仕様の機能を多数搭載しているため、初心者の方には少し難しく感じるかもしれませんが、かんたん設定ができたりするのでカメラに対する情熱が強い方や、将来的にプロを目指す方にはぴったりの選択肢です。

EOS 5D Mark IVの主な特徴をご紹介しましょう:

1. 高画質:3040万画素のフルサイズセンサーを搭載し、細部まで鮮明な写真を撮影できます。この高解像度センサーにより、大判プリントや厳密なトリミングにも対応可能です。

2. 高性能AF:61点AFシステムにより、動きの速い被写体も素早く正確にピントを合わせることができます。また、EOS iTRシステムにより、顔認識や被写体追尾性能も向上しています。

3. 高感度撮影:ISO感度は100-32000(拡張時102400)まで設定可能。高感度時のノイズ低減処理も改善されており、暗い場所でもクリアな画像を撮影できます。

4. 4K動画撮影:4K/30pの高品質な動画撮影が可能です。さらに、動画からの4K静止画切り出しにも対応しており、決定的瞬間を逃しません。

5. 堅牢なボディ:マグネシウム合金を採用したボディは高い耐久性を持ち、防塵・防滴性能も備えています。過酷な環境下での撮影にも耐えられる設計となっています。

6. Wi-Fi・NFC・GPSを内蔵:
スマートフォンとの連携や位置情報の記録が可能です。これにより、撮影した画像をすぐにSNSにアップロードしたり、撮影場所を正確に記録したりできます。

EOS 5D Mark IVは、カメラに対する情熱が強く、将来的にプロを目指したい初心者の方におすすめです。確かに高価格帯のカメラですが、長期的な視点で見れば、成長に合わせて使い続けられる一台となるでしょう。

さて、ここまでミラーレス一眼と一眼レフカメラの代表的な2機種をご紹介しましたが、どちらがあなたに合っているでしょうか?それぞれの特徴を比較してみましょう。

ミラーレス一眼(SONYα7CⅡ)の利点:

・コンパクトで軽量:持ち運びやすく、日常的に使いやすい

・高画質:フルサイズセンサーによる高画質な写真と動画

・高速AF:動きの速い被写体も素早く捉えられる

・ボディ内手ブレ補正:手持ち撮影時の安定性が高い

・4K動画対応:高品質な動画撮影が可能

一眼レフカメラ(キヤノン EOS 5D Mark IV)の利点:

・光学ファインダー:リアルタイムで被写体を確認できる

・バッテリー持続時間:一般的にミラーレスよりも長持ちする

・豊富なレンズラインナップ:キヤノンの長年の蓄積がある

・堅牢性:プロ仕様の耐久性を持つ

・デュアルピクセルRAW:ピント位置の微調整や背景ボケ味の調整ができる

初心者の方がカメラを選ぶ際のポイントは、以下のようなものがあります:

1. 使いやすさ:複雑な操作が必要なカメラよりも、直感的に操作できるカメラの方が上達も早いでしょう。

2. 携帯性:頻繁に持ち歩くなら、軽量でコンパクトなカメラが便利です。

3. 画質:良質な写真を撮影できることは、カメラ選びの重要なポイントです。

4. 価格:予算に合ったカメラを選ぶことも大切です。ただし、将来的な成長を考えると、少し高めのカメラを選ぶのも一つの選択肢です。

5. 拡張性:レンズを交換できるカメラなら、撮影の幅が広がります。

6. サポート体制:初心者の方は、メーカーのサポートが充実しているカメラを選ぶと安心です。

最後に、カメラ選びで最も大切なのは、自分が楽しめるカメラを選ぶことです。高機能なカメラでも、使いこなせなければ宝の持ち腐れになってしまいます。逆に、エントリーモデルでも、頻繁に使って楽しめれば、それが最高のカメラとなるでしょう。

カメラショップで実際に手に取って、操作感や重さを確認するのもおすすめです。カメラはにぎった時のグリップ感やシャッター音など、こだわりだしたらキリがないため、手になじむか、構えた時に自然に構えられるかなど悩むところかもしれません。また、レンタルサービスを利用して、実際に使ってみるのも良い方法です。自分に合ったカメラを見つけて、写真撮影の楽しさを存分に味わってくださいね。

カメラ選びの旅を楽しんでください。素敵な一枚との出会いが、きっとあなたを待っています!