「初心者でも使いやすい!海外メーカー製ストロボ特集」

カメラ撮影の世界に足を踏み入れた皆さん、おめでとうございます!カメラ本体を手に入れたら、次は撮影の幅を広げるアクセサリーについて考えてみましょう。その中でも特に重要なのが「ストロボ」です。ストロボを使いこなすことで、暗い場所での撮影や、より印象的な写真表現が可能になります。

今回は、初心者の方でも扱いやすく、かつ本格的な撮影にも対応できる海外メーカー製のストロボをご紹介します。価格も手頃なものから本格的なものまで幅広くピックアップしましたので、きっとあなたにぴったりの一台が見つかるはずです!

GODOX TT600 フラッシュストロボ

GODOXは近年急速に人気を集めている中国のストロボメーカーです。TT600は初心者にもおすすめの高コスパモデルです。ガイドナンバー60という大光量を誇り、幅広い撮影シーンに対応可能です。また、2.4GHz無線通信機能を内蔵しているため、複数のストロボを使った本格的なライティングにも挑戦できます。

特筆すべきは、このモデルが様々なカメラブランドに対応している点です。Canon、Nikon、Sony、Fujifilm、Olympus、Panasonicなど、主要なカメラメーカーのホットシューに装着可能です。カメラを買い替えても使い続けられるのは大きなメリットですね。

初心者の方は、まずはカメラに直接取り付けて使用し、慣れてきたら離れた場所からワイヤレス発光させるなど、段階的にテクニックを磨いていけます。価格も手頃なので、ストロボデビューにぴったりの一台です。

GODOX TT685II-S ソニー用 TTLストロボ

TT685IIは、TT600の上位機種にあたるモデルです。最大の特徴は、TTL自動調光機能を搭載している点です。カメラと連動して最適な発光量を自動で設定してくれるので、初心者の方でも失敗なく美しい写真が撮影できます。

また、ハイスピードシンクロ機能も搭載。通常のストロボ撮影では1/250秒程度が限界ですが、この機能を使えば1/8000秒という高速シャッタースピードでもストロボ撮影が可能になります。逆光での人物撮影や、動きのある被写体の撮影など、表現の幅が大きく広がります。

さらに、マルチ発光機能を使えば、連続発光による特殊効果も楽しめます。例えば、暗い場所でジャンプする人物を撮影すると、空中の軌跡が残るような面白い写真が撮れるでしょう。

初心者の方は自動モードで使い始め、徐々に手動設定にチャレンジしていくことで、ストロボ撮影の奥深さを体感できるはずです。

GODOX V860III-S ソニー用 大容量バッテリー内蔵 TTLストロボ

V860IIIは、GODOXの最上位モデルの一つです。大きな特徴は、大容量リチウムイオンバッテリーを内蔵している点です。一般的なストロボが単三電池を使用するのに対し、このモデルは専用バッテリーを採用。その結果、480回のフル発光が可能という驚異的な持続力を実現しています。

また、1.5秒という短いリサイクルタイムも魅力です。連続撮影時にストロボの充電を待つストレスが大幅に軽減されるでしょう。さらに、TT685IIと同様にTTL自動調光やハイスピードシンクロにも対応しているため、初心者から上級者まで幅広く使用できます。

加えて、ズームヘッド機能も搭載。焦点距離20-200mmまでカバーし、レンズの画角に合わせて照射角を自動調整してくれます。広角レンズから望遠レンズまで、様々なレンズに対応できるのは大きな利点です。

長時間の撮影や、屋外でのロケーション撮影を頻繁に行う方にとって、このモデルは強い味方となるでしょう。

Neewer TT560 スピードライト

Neewerは、コストパフォーマンスに優れた製品で知られる中国のカメラアクセサリーメーカーです。TT560は、その中でも特に人気の高いエントリーモデルのストロボです。

このモデルの最大の魅力は、その手頃な価格にあります。しかし、安価だからといって機能が乏しいわけではありません。ガイドナンバー38という十分な光量を持ち、上下左右に首振り可能なフラッシュヘッドを備えています。これにより、天井や壁に光を反射させる「バウンス撮影」も可能です。

また、スレーブ機能を内蔵しているため、他のストロボの光に反応して発光させることができます。複数のストロボを使った本格的なライティングにも挑戦できるのです。

TTL自動調光機能やハイスピードシンクロには対応していませんが、その分シンプルな操作性が魅力です。マニュアル操作に慣れることで、ストロボ撮影の基礎を学ぶには最適なモデルと言えるでしょう。

価格の安さから、メインのストロボとは別に予備として持っておくのもおすすめです。また、複数台所有して多灯ライティングに挑戦するのも面白いでしょう。

YONGNUO YN560IV スピードライト

YONGNUOは、GODOXと並んで人気の高い中国のストロボメーカーです。YN560IVは、同社の人気モデルの一つで、中級者向けの機能を備えながらも比較的手頃な価格が魅力です。

このモデルの特徴は、内蔵の無線受信機です。別売りの送信機と組み合わせることで、カメラから離れた場所にストロボを設置し、ワイヤレスで制御することができます。これにより、より自由度の高いライティングが可能になります。

また、大型のLCDパネルを搭載し、設定状況が一目で分かるのも使いやすさのポイントです。ガイドナンバーは58と十分な光量を持ち、24-105mmまでのズーム範囲をカバーします。

さらに、最大3グループのストロボを個別に制御できる機能も搭載。これにより、メイン光、フィル光、背景光など、複数のストロボを使った本格的なライティングにも対応できます。

TTL自動調光機能はありませんが、その分価格を抑えられています。マニュアル操作に慣れてきた方や、より本格的なライティングに挑戦したい方にお勧めのモデルです。

いかがでしたか?ここで紹介した海外メーカー製のストロボは、どれも高いコストパフォーマンスと機能性を兼ね備えています。初心者の方は、まずはカメラに直接取り付けて使用することから始め、徐々に離れた場所からの発光や、複数のストロボを使ったライティングにチャレンジしてみてください。

ストロボを使いこなすことで、自然光だけでは表現できない独創的な写真が撮影できるようになります。暗い場所での撮影や、逆光での人物撮影など、これまで難しいと感じていた場面でも、美しい写真が撮れるようになるでしょう。

最後に、ストロボ撮影で大切なのは、光の特性を理解し、それを活かした撮影を心がけることです。光の強さ、方向、質感などを意識しながら撮影することで、より印象的な写真が撮れるようになります。ぜひ、これらのストロボを使って、新しい写真表現に挑戦してみてください。きっと、あなたの写真がさらに魅力的なものになるはずです!