アウトドア撮影の醍醐味を存分に味わいたい。そんな思いを抱くカメラ愛好家の皆さん、こんにちは！今回は、軽量かつ高性能な海外製ストロボに注目します。これらのストロボは、自然光では難しい表現を可能にし、あなたの写真をワンランク上のものにしてくれるでしょう。特に、機動力が求められるアウトドア撮影において、軽量で高性能なストロボは強い味方となります。それでは、厳選した5つの海外製ストロボをご紹介していきましょう！
1. Godox V850II リチウムイオン電池搭載ストロボ
まずご紹介するのは、Godoxの「V850II」です。このストロボの最大の特徴は、リチウムイオン電池を搭載していることです。通常の乾電池式ストロボと比べて、チャージ時間が非常に短いのが魅力です。
V850IIは、TTL機能を省いたマニュアル操作に特化したモデルです。初めは不安に感じるかもしれませんが、オフカメラストロボの使用では、光量をマニュアルで設定することが多いため、実用面での問題はほとんどありません。むしろ、純正ストロボと比べて非常にリーズナブルな価格で、高性能なストロボを手に入れることができるのです。
アウトドア撮影では、素早い光量調整が求められることがあります。V850IIなら、リチウムイオン電池のおかげで、高速なリサイクルタイムを実現。連続撮影にも余裕で対応できます。また、軽量設計なので、長時間の撮影でも疲れにくいのが嬉しいポイントです。
2. Profoto A10 オンカメラフラッシュ
次にご紹介するのは、北欧の老舗メーカー、Profotoの「A10」です。このストロボは、プロ仕様の高性能を誇りながら、驚くほど軽量なのが特徴です。重さはわずか約560gですが、一般的なストロボを超える76Wsの大光量を実現しています。
A10の魅力は、その使いやすさにもあります。大型液晶ディスプレイを搭載し、発光量を視覚的に確認できるため、直感的な操作が可能です。また、TTL調光とマニュアル調光を組み合わせることで、初心者でも理想の光量を簡単に設定できます。
さらに、A10はフル発光でもリサイクルタイムが約1秒と短く、最大450回の連続発光が可能です。アウトドアでのポートレート撮影など、瞬間を逃したくない場面で真価を発揮するでしょう。
Profotoならではの豊富なアクセサリーラインナップも魅力です。ソフトボックスやグリッドなど、様々な光質を追求できるアイテムを簡単に取り付けられます。これにより、アウトドアでも本格的なライティングが可能になります。
3. Godox AD100Pro ポータブルストロボ
3つ目にご紹介するのは、Godoxの「AD100Pro」です。このストロボは、純正メーカーのフラッグシップモデル並みの大光量を誇りながら、ミドルクラスの価格帯で購入できる、コストパフォーマンスに優れた製品です。
AD100Proの最大の特徴は、リチウムイオン電池を採用していることです。これにより、従来の乾電池式ストロボと比べて、チャージ時間が大幅に短縮されています。アウトドア撮影では、瞬間的な光の変化に対応する必要がありますが、AD100Proなら、そんな要求にも余裕で応えてくれるでしょう。
また、コンパクトなボディながら、100Wsの大光量を実現しているのも魅力です。屋外での撮影では、太陽光との戦いになることもありますが、AD100Proなら十分な光量で被写体を照らすことができます。さらに、2.4GHz無線システムを内蔵しているため、最大100mの距離からでもワイヤレス制御が可能です。これにより、創造的なライティングの幅が大きく広がります。
耐久性にも優れており、10万回以上の発光テストをクリアしています。アウトドアでの過酷な使用環境にも耐えうる信頼性の高さは、プロフェッショナルな現場でも重宝されるポイントです。
4. Godox V1 ラウンドヘッドフラッシュ
4つ目は、Godoxの「V1」です。このストロボの最大の特徴は、その独特な円形ヘッドにあります。従来の矩形ヘッドと比べて、より自然で柔らかい光を生み出すことができます。
V1は、TTL自動調光に対応しているため、初心者でも簡単に使いこなすことができます。さらに、高速シンクロ（HSS）にも対応しているので、日中シンクロなど、より創造的な撮影テクニックにも挑戦できます。
また、リチウムイオン電池を採用しているため、480回のフル発光が可能です。アウトドアでの長時間撮影でも、バッテリー切れの心配がほとんどありません。充電時間も約1.5秒と短いので、決定的瞬間を逃す心配もありません。
さらに、2.4GHz無線システムを内蔵しているため、最大100mの距離からワイヤレス制御が可能です。これにより、複数のV1を使用した多灯ライティングも簡単に実現できます。アウトドアでの撮影でも、スタジオさながらの本格的なライティングが可能になるのです。
5. Godox AD200Pro ポケットフラッシュ
最後にご紹介するのは、Godoxの「AD200Pro」です。このストロボは、その名の通り、ポケットサイズながら200Wsの大光量を誇る、まさに携帯性と性能を両立したモデルです。
AD200Proの最大の魅力は、その汎用性にあります。付属のフレネルヘッドとベアバルブヘッドを交換することで、用途に応じて光質を変えることができます。フレネルヘッドは一般的なストロボのような指向性の強い光を、ベアバルブヘッドは360度に広がる柔らかな光を生み出します。
また、リチウムイオン電池を採用しているため、500回以上のフル発光が可能です。充電時間も約1.8秒と短く、連続撮影にも余裕で対応できます。さらに、5600±200Kの安定した色温度を維持するので、自然光との調和も取りやすいでしょう。
AD200Proは、2.4GHz無線システムを内蔵しており、最大100mの距離からワイヤレス制御が可能です。これにより、複数のAD200Proを使用した多灯ライティングも簡単に実現できます。アウトドアでの撮影でも、スタジオさながらの本格的なライティングが可能になるのです。
重量はわずか約590gと軽量で、バッグの中に1つ忍ばせておくだけで、撮影の可能性が大きく広がります。風景写真に人物を加えたり、夜景をバックに印象的なポートレートを撮影したりと、アイデア次第で様々な表現が可能になるでしょう。
以上、アウトドア撮影に最適な海外製ストロボ5選をご紹介しました。これらのストロボは、軽量かつ高性能という特徴を持ち、アウトドアでの撮影をより創造的で楽しいものにしてくれるでしょう。
ストロボを使いこなすことで、自然光では難しかった表現が可能になります。例えば、逆光シーンでも被写体をしっかりと照らしたり、夕暮れ時に背景の空の色を生かしながら人物を明るく写したりすることができます。また、動きのある被写体を瞬間的に凍結させたり、暗い場所でもノイズの少ないクリアな写真を撮影したりすることも可能です。
ストロボの使用は、最初は難しく感じるかもしれません。しかし、実際に使ってみると、写真表現の幅が大きく広がることに気づくはずです。まずは、TTL機能を使って自動調光から始め、徐々にマニュアル設定に挑戦していくのがおすすめです。そして、バウンス撮影やディフューザーの使用など、様々なテクニックを試してみてください。
アウトドア撮影の醍醐味は、自然の中で自由に創造性を発揮できることです。これらの軽量で高性能なストロボを使いこなすことで、あなたの写真はきっと新たな次元に到達するでしょう。ぜひ、この機会に自分に合ったストロボを見つけ、アウトドア撮影の世界をさらに探求してみてください。新しい表現の可能性が、あなたを待っています！
