スマホ撮影用ジンバルの選び方

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スマホ撮影用ジンバルの選び方

スマートフォンで動画撮影をする機会が増えている昨今、手ブレを抑えて滑らかな映像を撮影したいというニーズが高まっています。そんな時に役立つのが「ジンバル」と呼ばれる撮影機材です。ジンバルを使用することで、プロ並みの安定した映像を簡単に撮影することができます。今回は、スマホ撮影用ジンバルの選び方と、おすすめの製品をご紹介します。

ジンバルとは?

ジンバルとは、カメラやスマートフォンを取り付けて使用する電動式の手ブレ補正装置です。3軸(パン、チルト、ロール)で動作し、撮影者の動きを相殺することで、滑らかで安定した映像を撮影することができます。vlogやYouTube動画、旅行の思い出撮影など、様々なシーンで活用されています。

スマホ用ジンバルを選ぶポイント

  1. 対応機種: お使いのスマートフォンに対応しているかどうかを確認しましょう。
  2. 重量: 軽量なものほど長時間の撮影でも疲れにくくなります。
  3. バッテリー持続時間: 長時間の撮影に耐えられるバッテリー性能を持つものを選びましょう。
  4. 機能性: 自動追尾やタイムラプスなど、便利な機能が搭載されているものがおすすめです。
  5. 操作性: 直感的に操作できるボタン配置や、専用アプリの使いやすさも重要なポイントです。

おすすめのスマホ用ジンバル

1. DJI Osmo Mobile 6

DJIの最新モデルであるOsmo Mobile 6は、コンパクトで使いやすいスマホ用ジンバルです。折りたたみ式で持ち運びに便利で、内蔵の延長ロッドを使えば自撮りも簡単です。ActiveTrack 5.0技術により、被写体を自動で追尾し、常にフレームの中心に捉え続けることができます。

主な特徴:

  • 3軸スタビライザーによる滑らかな映像
  • 内蔵延長ロッドで自撮りやハイアングル撮影が可能
  • 最大15時間の連続使用が可能なバッテリー
  • DJI Mimoアプリとの連携で高度な撮影機能を利用可能

2. ZHIYUN SMOOTH Q4

ZHIYUN SMOOTH Q4は、コンパクトながら高性能な3軸ジンバルです。215mmの延長ロッドが内蔵されており、自撮りや集合写真の撮影に便利です。ハンドルに搭載されたコントロールホイールで、明るさや焦点距離を直感的に調整できます。

主な特徴:

  • 215mmの内蔵延長ロッド
  • ハンドル上のコントロールホイールで直感的な操作が可能
  • スローモーションやドリーズーム機能搭載
  • ジェスチャーコントロール機能対応
ZHIYUN|ジウン ZHIYUN スマホ用ジンバル SMOOTH-Q4
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3. FeiyuTech VLOG Pocket 2

FeiyuTech VLOG Pocket 2は、Vlog撮影に特化したデザインのスマホ用ジンバルです。専用アプリを使わなくても、デフォルトのカメラアプリをジンバルから操作できるのが特徴です。コンパクトで軽量なため、持ち運びにも便利です。

主な特徴:

  • 軽量コンパクトデザイン
  • 専用アプリ不要で操作可能
  • 縦撮りと横撮りの簡単切り替え
  • 約9時間の長時間バッテリー

4. hohem V3

hohem V3は、AIトラッカーとLEDライトを搭載した多機能スマホジンバルです。内蔵の自撮り棒と三脚を使用することで、様々な角度からの撮影が可能です。折りたたみ式のコンパクトなデザインで、持ち運びにも便利です。

主な特徴:

  • AIトラッカーによる自動追尾機能
  • 取り外し可能なLEDライト搭載
  • 内蔵自撮り棒と三脚
  • 日本語対応アプリで簡単操作

5. AOCHUAN SMART X PRO

AOCHUAN SMART X PROは、コストパフォーマンスに優れたスマホ用ジンバルです。3軸スタビライザーを搭載し、滑らかな動画撮影が可能です。専用アプリを使用することで、様々な撮影モードや効果を簡単に適用できます。

主な特徴:

  • 3軸スタビライザーによる安定した撮影
  • 専用アプリで多彩な撮影モードに対応
  • ジェスチャーコントロール機能搭載
  • 縦横撮影の簡単切り替え

スマホ用ジンバルの活用方法

スマホ用ジンバルを使用することで、以下のような撮影が可能になります:

  • 滑らかな動画撮影: 歩きながらや移動中の撮影でも、手ブレを抑えた安定した映像が撮れます。
  • パノラマ撮影: 多くのジンバルには自動パノラマ撮影機能が搭載されており、簡単に360度の写真が撮影できます。
  • タイムラプス撮影: 長時間の変化を短い動画にまとめるタイムラプス撮影も、ジンバルを使うことでより滑らかな仕上がりになります。
  • 自撮り: 延長ロッド機能を使用することで、より広い背景を入れた自撮りが可能になります。
  • オブジェクトトラッキング: 動く被写体を自動で追尾する機能を使えば、スポーツやイベントの撮影も簡単です。

まとめ

スマホ用ジンバルを使用することで、プロ並みの安定した映像を簡単に撮影することができます。自分の撮影スタイルや用途に合わせて、最適な製品を選びましょう。重量、バッテリー持続時間、機能性、操作性などを考慮し、自分に合ったジンバルを選ぶことが大切です。

また、ジンバルを購入した後は、実際に使ってみて操作に慣れることが重要です。各製品に搭載されている様々な機能を試してみて、自分の撮影スタイルに合った使い方を見つけていくことをおすすめします。

スマホ用ジンバルを活用することで、日常の何気ない瞬間も、思い出に残る素晴らしい映像として残すことができます。旅行や家族イベント、vlog制作など、様々なシーンでジンバルを使って、あなただけの特別な映像を作り出してみてはいかがでしょうか。