カメラを始めたばかりの方、もしくはもう少し本格的に写真を楽しみたいと考えている方にとって、レンズフィルターは写真表現の幅を広げる強力な味方です。でも、「フィルターって何?どう使えばいいの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。今回は、カメラフィルターの基本から、おすすめの商品まで、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。フィルターを使いこなして、あなたの写真をワンランクアップさせましょう!
タムロン 18-400mm F3.5-6.3 Di II VC HLD 高倍率ズーム キヤノンマウント用【B028E】&保護フィルターセット
まずご紹介するのは、タムロンの高倍率ズームレンズとレンズ保護フィルターのセットです。このレンズは世界初の22.2倍ズームを実現し、広角18mmから超望遠400mmまでカバーできる優れものです。風景から動物まで、様々な被写体を1本でこなせるため、旅行や日常撮影に最適です。セットの保護フィルターは、大切なレンズを傷や汚れから守ってくれます。初心者の方でも安心して使える、オールインワンの組み合わせと言えるでしょう。
MAPCAMERA (マップカメラ) MC-Nノーマルフィルター(薄枠)77mm
次におすすめなのが、マップカメラオリジナルの保護フィルターです。レンズの保護に欠かせないアイテムで、光の透過率が高く、レンズ本来の性能を損なわないのが特徴です。薄枠設計なので、広角レンズでも周辺光量の低下(ケラレ)を抑えられます。77mmは多くの標準〜望遠レンズに対応するサイズなので、1枚持っておくと重宝します。レンズを買ったらまず付けておきたい、基本のフィルターです。
MAPCAMERA (マップカメラ) MC-Nノーマルフィルター(薄枠)67mm
67mmサイズのこのフィルターも、上記77mmと同様の特徴を持つ保護フィルターです。多くの中望遠レンズや標準ズームレンズに対応するサイズなので、初心者の方が最初に購入するレンズにもフィットする可能性が高いです。レンズを保護しながら、撮影画質に影響を与えないよう設計されているので、安心して常時装着できます。カメラを始めたばかりの方にもおすすめの、コストパフォーマンスの高いフィルターです。
AF(オートフォーカス)対応 UVレンズ保護・紫外線吸収用フィルター
こちらは、レンズ保護と紫外線カットを兼ねたフィルターです。紫外線をカットすることで、人間の目で見た風景に近い自然な色合いの写真が撮れます。特に晴れた日の屋外撮影や、山や海など紫外線の強い場所での撮影に効果を発揮します。また、オートフォーカスにも対応しているので、カメラの機能を制限することなく使用できます。37mmから86mmまで幅広いサイズが用意されているので、お持ちのレンズに合わせて選べるのも魅力です。
夜景撮影用クロスフィルター
夜景や光源を美しく演出したい方におすすめなのが、このクロスフィルターです。街灯やイルミネーション、花火などの光源に十字の光条効果を加え、幻想的な雰囲気を演出できます。52mm、55mm、58mm、62mmのサイズがあるので、標準的なレンズに対応しています。特別な日の夜景撮影や、クリスマスシーズンの撮影など、写真に魔法をかけたいときに活躍するフィルターです。使い方次第で独創的な作品作りができるので、創造性を刺激したい方にぴったりです。
ケンコー・トキナー PRO1D プロソフトンA(W) 77mm
ポートレート撮影や風景写真を柔らかい雰囲気に仕上げたい方におすすめなのが、このソフトフィルターです。被写体の輪郭をやわらかく表現し、肌の質感を滑らかに見せる効果があります。また、星空撮影にも使用でき、明るい星をふんわりと大きく表現できます。PRO1Dシリーズは高品質なガラスと特殊コーティングを採用しており、画質の低下を最小限に抑えています。77mmサイズは多くの中〜望遠レンズに対応するので、様々なシーンで活用できるでしょう。
ケンコー・トキナー ZX ND16
最後にご紹介するのは、NDフィルターの中でも扱いやすいND16です。NDフィルターは光量を調節するフィルターで、明るい昼間でもスローシャッターを使った表現が可能になります。例えば、滝や渓流の水をシルクのように滑らかに表現したり、人ごみの中で動く人物だけをぼかして表現したりできます。ZXシリーズは高い解像力と忠実な色再現性が特徴で、プロ仕様の品質を誇ります。風景写真を趣味にしている方や、表現の幅を広げたい方におすすめのフィルターです。
以上、初心者の方におすすめのカメラフィルターを紹介しました。フィルターは使い方次第で写真の表現力を大きく広げてくれる、とても魅力的なアイテムです。最初は基本的な保護フィルターから始めて、徐々に効果フィルターにチャレンジしていくのがおすすめです。また、フィルターを購入する際は、お使いのレンズの口径(フィルター径)を確認することを忘れずに。正しいサイズを選ぶことで、フィルターの効果を最大限に活かせます。
フィルターを使いこなすコツは、まずは気軽に試してみること。同じ被写体を、フィルターあり・なしで撮り比べてみるのも良いでしょう。その違いを実感することで、フィルターの効果や使い方がより理解できるはずです。また、季節や時間帯によってフィルターの効果は変化します。例えば、夕暮れ時のソフトフィルターは、より幻想的な雰囲気を演出できるかもしれません。
カメラ撮影の醍醐味は、自分の目で見た美しい瞬間や感動を、思い通りに表現できることです。フィルターは、そんなあなたの表現力を助けてくれる強力な味方になってくれるでしょう。ぜひ、これらのフィルターを使って、あなたならではの素敵な一枚を撮影してみてください。新しい撮影の楽しみが、きっと見つかるはずです。